期待より信頼を
2012/04/11
今年は冬がひときわ厳しくて、
梅も桜も開花が遅れましたが、その分、いろんな花々が一気に咲いて、
今、目を楽しませてくれています。
花の咲く時期は、自然の気候に左右されますが、
それでも咲かない年はありませんね。
花が咲くことを期待する。
花が咲くことを信頼する。
この期待と信頼、似ていますが、よく考えると中身はかなり違います。
期待は、物事が予想通りの結果になることや、
人が自分の思い通りに動いてくれることを望むもの。
なので、予想に反した結果が出たり、人が思い通りに動いてくれないと、
いらいらしたり、がっかりしたり、恨めしく思ったりしますね。
一方、信頼は、たとえ自分の予想や思いと違ってもオッケー、
そこには自分の狭い料簡では測れない必然の流れがあるのだ、
と受容していること。
私たちは往々にして、なかなか信頼はできないけれど、
期待はしてしまいますね。
難しいですが、期待を手放して信頼ができると、
ずいぶんストレスが少なくなります。
それには、自分に見えているものがすべてではない、
頭で判断することには偏りがある、と知ること。
それが本当の意味で謙虚になることだと思います。
私は以前は謙虚と自己卑下を同様のものと勘違いしていましたが、
今はむしろ真逆だなあと思っています。
自分のことですら、自分自身すべて把握できているわけではない。
どうにでも変わり得る可能性に満ちているのに、
それを切り捨ててしまうのは、ずいぶんもったいない、
もっと言えば、傲慢なことですね。
なるべく開いていましょう。
自分というわっかを窮屈に閉じるのでなく。
その方がいろいろ面白いものが飛び込んでくるようです。
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朝の日差しが眩しくて目を細めていますが、幸せな日向ぼっこ
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