自分のことは盲点
2012/12/13
あくび中のルナですが、童話に出てくるオオカミみたいですね(笑)
先日のロールプレイ検討会で指摘されたことで一番身にこたえた言葉は、
自分に焦点を当てた検討が足りない、
ということでした。
クライエントのことはかなり突っ込んで詳細に検討しているのに、
それを捉えている自分への省察が欠けているということ。
ほんとうに、自分のことは盲点のように見えていない、
ということを改めて突きつけられました。
日常生活のさまざまなシーンでも、
周囲のこと、人のことはあれこれ批評できても、
自分のことは気づきにくいものですよね。
そこを謙虚に見つめられると、
また新たな次元で物事を捉えられるような気がします。
気づきを得るたびに自分の枠が少しずつ広がっていくようで、
なんだかわくわく楽しみです。
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白熱バトルでした
2012/12/10
シャワーを浴びて、まだ生乾きのルナです。
今日は先程ドッグランに行ってきて、
真っ黒になったので。
土曜日も一緒に遊んだお友達と
また会えてよかった~楽しいガフガブ
動きが激しいので、ほとんど撮影不能(笑)
ルナも激しく楽しいバトルでしたが、
私のほうも、今日のカウンセリングの検討会、かなり白熱しました。
以前の私だったら、「きつっ!なんでそこまで言うの(泣)」
とへこんだかもしれませんが、
今日は清々しい気分です。
それは精一杯、今の自分に考えられるぎりぎりのところを出したから。
だからこそ問題点が浮き彫りになり、的確な指摘を受けられ、
次にどこを改善すればいいかが明確になる。
とても勉強になったし、参加者皆さんに有用な
参考例(成功例ではなく失敗例ですが)を出せたと思います。
正直に真剣に思ったことを出し合える場があることは、
とてもありがたいことです。
身近な人間関係の中ですら、難しかったりしますものね。
自信を持つことと謙虚であることは、一見矛盾するようでそうでないと思います。
基本的に自分を信頼できるからこそ、
指摘される問題点に向き合うことができ、バージョンアップできる。
自分に自信がないと、外側のもの(地位とか肩書きとか)を盾にとって守りたくなったり、
人から褒められることで安心したくなるものです。
そのときの自分への信頼というものは、
何かができるから優れているから、ではなく、
あるがままで、何をしてもしなくてもOK、
というところに根ざしているのだと思います。
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マインドフルネスのお話
2012/12/02
土曜日は全日本カウンセリング協議会の研修会で、
「マインドフルネス療法」についての講演を聴いて来ました。
マインドフルネス療法とは認知行動療法にマインドフルネス瞑想を取り入れた、
最先端のセラピーです。
講師は早稲田大学文学学術院の越川房子先生。
まず、とってもお美しい方なのに驚き!
(遠目には鈴木京香さん似)
そして楽しく気さくなお話しぶり。
エクササイズも交えながら、
とてもわかりやすくマインドフルネスの基本概念をお話し下さいました。
自分が今この瞬間、何に注意を向けているかに気づき、
それをいい悪いの判断をせずに観察する。
これを「脱中心化」と呼ぶそうです。
悲観的な思考の連鎖に呑み込まれないための、
心の筋力を鍛える手法で、
うつ病の再発抑止にも効果が認められているそうです。
「今この瞬間にあるがままでいること。
すべてのことを迎え入れ、あるがままにしておくこと。」
「次に何が起こるのだろうという好奇心で、優しい穏やかな注意を向ける。」
仏教から発展したヴィパッサーナ瞑想の影響を受けているので、
かなりスピリチュアルな思想と相通じるし、
私が今学んでいるロジャーズ派のクライエント中心療法とも通い合います。
ますますいろんな流れがしかるべきところに合流していく時代になった、
と個人的には感じているこの頃です。
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善意の押し付けでない支援
2012/11/09
晴れた日の日向はポカポカ気持ちいいですね。
先日、私のカウンセリングの師匠が、
石巻の仮設住宅を訪問したときのこと(定期的に通っています)。
集会所の玄関に、大量のビニール袋が山積みになっていたそうです。
中身は全国各地から送られてきた古着。
使われないまま、処分もできないまま、手付かずなのだそう。
中には傷みのひどい物なども結構あり、
支援物資とは言え、本当に使う人の身になって送ったのだろうか、
と残念なものもあるのが現状のようです。
相手にとって本当に必要な支援をする、
ということは容易ではありません。
善意の押し付けやこちらの自己満足に終わらない支援の方途を見出すには、
送り手と受け手との意思疎通が不可欠です。
今は、物資の支援よりも、心の支援が必要な段階になってきたようです。
あまり報道されませんが、仮設住宅の住環境は過酷で、
うつ病になり自ら命を絶つ方も出てきています。
どこの仮設でも、「私たちのことを忘れないでほしい」という声を聞いたそうです。
被災地支援もそうですが、
善意を動機に行うどのようなボランティア活動においても、
今必要なニーズを探るということ、心したいことだと改めて思いました。
ルナのニーズは主に「遊んで!」です♪
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土日は出張箱庭でした
2012/10/30
この土日は、箱庭療法の用具一式を持って、
学園祭の子どもさん向けイベントに出展してきました。
箱庭は、普段は心理療法として使われているものですが、
こうしたイベントでは遊びとして気軽に体験してもらっています。
今年は両日合わせて90名近いお子さんたちが来場。
たくさんのミニチュアパーツに、もうみんな目がキラキラです
それはそれは楽しそうに、自分の世界を表現してくれます。
(写真は当日のもの。掲載許可を頂きました)
そんな子どもさんたちに接すると、こちらもエネルギーをもらえるので、
こうしたイベントは本当に楽しいです
一方、個人セッションでの箱庭を見守る場合は、
もう少し神経を使います。
箱庭はその方のそのときの内面世界の表れですので、
見守り手としてはクライエントさんとの信頼関係の度合いに応じて、
こちらが受けとったものを言語化していかねばなりません。
まだまだ未熟ですが、実践からも学ばせて頂いているところです。
今日もご訪問ありがとうございます♪
そんなこんなで、しばらくの間、マイペース更新になりそうです
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